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「入江豊三郎本店」、「加藤本店」 老舗醸造蔵2社が、エブリイホーミイグループに仲間入り

2026.10.28 会社情報

エブリイホーミイグループは、保命酒・本味醂を製造販売する創業140年の有限会社入江豊三郎本店(広島県福山市/代表取締役社長 道下大輔)が2026年9月14日付で、味噌・醤油・食酢を製造販売する創業132年の株式会社加藤本店(岡山県倉敷市/代表取締役社長 大野峰)が2026年10月1日付で、それぞれエブリイホーミイグループに仲間入りしたことをお知らせいたします。

 

スーパーマーケット「エブリイ」では、プライベートブランド「おいしい物語」の商品開発において、地域で長い歴史を持つさまざまな企業の皆様とタッグを組み、ものづくりに取り組んでいます。両社は、そうした商品開発をともに進めてきたパートナーであり、それぞれの地域で100年以上にわたり、昔ながらの製法を守り、地域の食文化を支えてきた老舗の蔵元です。後継者の確保など将来にわたる事業の継続が課題となる中、地域で長く愛されてきた味と製法を絶やさず次の世代へつなぎたいという想いが重なり、このたびのグループ参画に至りました。今後は、両社が大切にしてきた製法とブランドを受け継ぎながら商品の開発も進め、両社の味をこれまで以上に多くのお客様にお届けしてまいります。

 

■地域の食文化を支えてきた、2つの老舗蔵元
・入江豊三郎本店(広島県福山市鞆町)
保命酒の歴史は、江戸時代の初めにさかのぼります。瀬戸内海の港町として全国から人や物資が行き交い、醸造業が栄えていた鞆の浦で、大阪の漢方医の子である中村吉兵衛(きちべえ)が、この地のお酒に薬味を合わせて造ったのが始まりとされています。入江豊三郎本店は1886年(明治19年)にこの鞆の浦で創業し、以来7代・140年にわたり保命酒と本味醂を造り続けてきました。米麹から仕込む昔ながらの製法を守り、地元・福山で広く親しまれています。現在、保命酒を造る蔵元は鞆の浦の4軒のみとなっており、全国的にも希少な存在です。

 

・加藤本店(岡山県倉敷市玉島)
備中玉島は、千石船が行き交う瀬戸内の良港として栄え、全国から多くの特産品が集まる商いの町でした。温暖な気候に育まれた良質な原料にも恵まれ、多くの醸造元がそれぞれに特色ある味噌・醤油を造ってきました。加藤本店は1894年(明治27年)、この玉島の港を目の前に醸造蔵を開き、初代・加藤伝吉の姓から屋号を名づけました。地元で長く親しまれてきた看板商品「玉櫻味噌」は、伝統の味がこの地に根づくようにとの願いを込め、玉島に美しく咲く桜と地名を合わせて命名されました。創業以来130年余り、天然熟成の手造りという伝統の製法を守り続けています。大手メーカーによる大量生産が主流となった今、時間と手間をかけて昔ながらの仕込みを続け、130年余りにわたって地域の味を守ってきた加藤本店は、貴重な存在となっています。

 

■ともに商品を育ててきたご縁が、蔵の未来をつなぐ
エブリイでは、プライベートブランド「おいしい物語」の商品開発において、地域に深く根差したものづくりに真摯に向き合う皆様と、確かな信頼関係を築いてまいりました。グループの一員として迎えることだけが連携の形ではなく、それぞれの会社の歴史や伝統を大切にしながら、ものづくりに取り組んでいます。入江豊三郎本店、加藤本店も、エブリイの商品づくりをともに進めてきたパートナーです。

近年、地域の小さな醸造蔵を取り巻く環境は大きく変わり、後継者の確保も多くの事業者にとって課題となっています。両社においても、将来にわたって蔵を守り続けていくための道を検討されていました。こうした中、長年のお取り組みに加え、ともに商品を育ててきた歩みを通じて互いをよく知る当グループに、両社からグループ参画のご相談をいただきました。両社が守ってきた味と製法は、地域にとってかけがえのない食文化です。その味を絶やさず次の世代へつなぎたいという両社と当グループの想いが重なり、2026年9月14日に入江豊三郎本店が、10月1日に加藤本店が、エブリイホーミイグループの一員となりました。

 

■伝統の製法を受け継ぎ、新たな「ものがたり」を紡ぐ
両社がこれまで築き上げてきたブランドや昔ながらの製法は、今後も大切に受け継ぎ、それぞれの地でものづくりを続けてまいります。入江豊三郎本店では、入江孝子前会長が顧問として、三島里彩前社長が七代目として引き続き留まり、これまで蔵を守ってこられた深い知見と長年の経験を活かしてご助言をいただきます。加藤本店では、加藤英仁前社長が四代目として引き続き製造責任者を務め、伝統を守り抜いてきた確かな知見をもとに、ものづくりの根幹を大局的に支えてまいります。そのうえで、「食」に関わるさまざまな事業を展開するエブリイホーミイグループの強みを生かし、商品の開発・販売をはじめ、さまざまな場面で両社の味に出会っていただける機会を広げながら、受け継いだ伝統を礎に、両社とともに新たな「ものがたり」を紡いでまいります。

エブリイホーミイグループは、“「美味しい」の輪が広がる未来”をグループビジョンに掲げ、生産者様やお取引先様、お客様とのつながりを大切にしながら、「食」を通じて地域とともに歩んでまいりました。100年以上にわたり地域の食文化を支えてきた両社が仲間に加わったことで、作り手から食卓までをつなぐ“「美味しい」の輪”は、さらに広がります。今後も両社とともに、育まれてきた食の歴史や作り手の想いを大切にしながら、地域の食文化を次の世代へつないでまいります。

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■入江豊三郎本店 会社概要
会社名    有限会社入江豊三郎本店
事業内容    保命酒・本味醂の製造販売
所在地    〒720-0201 広島県福山市鞆町534番地
設立    1886年6月(創業140年)
資本金    1,000万円
代表者    代表取締役社長 道下 大輔(みちした だいすけ)
従業員数    15名

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■加藤本店 会社概要
会社名    株式会社加藤本店
事業内容    味噌・醤油・食酢の製造販売
所在地    〒713-8123 岡山県倉敷市玉島柏島5680番地
設立    1894年11月(創業132年)
資本金    1,000万円
代表者    代表取締役社長 大野 峰(おおの たかし)
従業員数    3名

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